プロ野球開幕まで毎日カウントダウンをしている住本明日香です♪
さて、エールエール地下イベント広場に、あの!
カープを3連覇に導いた監督、緒方孝市さんがやってきたー!!
先日、『赤の継承』販売記念トークショーが行われました。
ユニフォームを脱いでから、初めてのトークショーだったようです。
この日は、書籍を購入した120名にサイン入りの本を渡し、着席。
そこからトークショーがスタートとなりました。
私はというと、MCとしてお話をいただく数日前にちょうど読み始めたばかりでした。
オープニングLIVEを担当した佐々木リョウくんからも、すぐに電話がかかってきました。
リョウ君「明日香さん、きいた?!」
私 「うんうん、きいたよ!信じられんね!」
リョウ君 「うん!ほんまなんかね?!夢みたいじゃね!!」
そんな興奮MAXのやりとりがあり、私たちは当日を迎える事に。
これまで、緒方さんといえば、寡黙でクールなイメージの方も多いはず。
ところが、最初にご挨拶した時から、
「リーダーだよね?!カープ女子会のリーダー!今日はよろしくね!!」
と、めちゃくちゃ笑顔で爽やかに話してくれたんです!
その時点で私の緊張がとけました。
お話の中で印象に残っていることをいくつか。
33年間ユニフォームを着て過ごしてきたのが当たり前だった緒方さんですが、
昨年は取材が制限されていたこともあり、自宅でテレビ観戦をしながら過ごすことも多かったとか。
そして、昨シーズンは本当に大変な一年だった、と。
開幕が2ヶ月遅れたことにより、3月末にむけて調整していたものがすべて崩れ、
また新たに調整するのは非常に大変なことなのだそう。
練習も限られた中での開幕、さらに過密スケジュール等もあり、主力選手のケガや離脱も含め、就任一年目の佐々岡監督にとっては試練の一年だった、と。
そして、カープが優勝できた理由を3つにまとめてくれました。
まずは、〝若手を鍛えたこと〟
野村前監督の意思を受け継ぎ、緒方さんが指揮をとり、若手の教育に力を注いだところにタイミングよくベテランの黒田さん、新井さんが戻ってきてくれた、と。
〝バランスが整ったこと〟が一つの要因ではないか、ということです。
そして2つ目は、〝マツダスタジアムが完成したこと〟
旧市民球場はなかなか狭くて階段も急だし、カープファンにとっても選手にとっても大変な球場でしたよね(笑)それに満員になることはなかったですが、
マツダスタジアムができてからは、たくさんのファンが球場に来てくれるようになったんだ、と。ファンの応援の力はすごいパワーがあるようです!
最後は、〝カープ女子の存在〟
初めてクライマックスシリーズに出場した2013年、甲子園球場を赤く染めたスタンドは圧巻だった!と懐かしそうに話してくれました。
今も球場には多くのカープ女子が足を運んでくれていますが、このようにファンが応援してくれることで選手は頑張れるのだと。
私はこの本を読んだ時に、カープファンに向けてのラブレターのような感覚を受けました。
そして、文字からも緒方さんの熱を感じとれました。
主に、監督時代の5年間が綴られているのですが、カープファンが気になっていた野間選手との出来事や、監督という仕事がここまでハードなものだったのか、そして印象に残っている試合がまさかの優勝試合では無かった話など、赤裸々に書かれています。
また、現役時代のコーチや監督とのあれこれや、有り難い言葉が多く綴られていています。
緒方家の愛犬、優勝くんも何度も何度も登場してきます。
最後まで、一気に読めました。
読み終わった頃には、緒方孝市さんやカープがもっと好きになりました。
そして、今シーズンの開幕が楽しみになりました。
トークショーの最後に、 スタメン予想をする姿はまるで〝緒方監督〟をみているかのようにみえたのは、私だけじゃないはず♪
「カープを信じることが選手の力になります!」
そう言ってトークショーをしめてくれた緒方さんの言葉を素直に受け入れ、まもなく迎えるプロ野球開幕を心待ちにしたいと思います!!