今月、“あっちゃん”こと“西田篤史さん”が亡くなりました。
広島のラジオやテレビで大活躍した『広島の顔』でもある西田篤史さん。
広島の人で知らない人はいないのでは、という存在です。
広島弁まるだしで、目を細くして口を大きく開けて全力で笑う姿が印象的だったなぁ。
そこにいるだけで周りが、そして番組を明るくしてくれる人…と思い返しています。
私は、番組等で直接ご一緒したことはありませんが、人生で初めてテレビ出演したのは、
西田さんがメインMCを務める広島修道大学の特番でした。
もう15年くらい前の話です。
西田さんは広島修道大学出身で、在学中にラジオリポーターとして活動を始め、その後はローカルタレントの先駆けとして活躍されました。
私自身も広島修道大学出身で在学中にラジオパーソナリティとして活動していたこともあり、勝手に身近に感じていました。
学生時代には西田さんが社長だった「オフィス アッツ」から、テレビロケのアルバイトにも何度か勉強のために連れて行ってもらったり。
私と同じ世代の方は、『週間パパたいむで毎週観ていた!!』なんて方も多いはず。
ゴールデンタイムに地元広島の生放送番組!ということで話題でしたよね。
ご縁があり、西田さんと何度かカープ観戦をしたことがあります。
まだ病気をされる前のお話です。
同じく広島ローカルでお仕事をしている私にとっては大スター。
一緒に観戦できるだなんて夢にも思いませんでしたが、とても気さくな方でした。
そして、広島を、そしてカープを愛している人だなぁ、と感じました。
最後に観戦したのは今年の4月の話。
体調は落ち着いていたのか、イベントの打ち上げ観戦会です。
高橋慶彦さんたちとゆっくりと過ごされていました。
またいつでもお会いできる、お写真を撮ってもらえると思い、あえて2ショット等は撮っていないのですが、今思えば撮ってもらっておけばよかったなぁ…と。
“また次の時ね!今度会おうね!”
と言いがちですが、その『次』や『今度』が必ずくるとは限りませんよね。
私を含め、そうやって後悔する日々を送っている人も多いと思います。
『会いたい人には会いに行く』『伝えたい事は直接伝える』
というあたりまえにできそうだけど後回しにしがちなこと。
それじゃだめだよ!と改めて教えてもらえた気がします。
1月に行われる予定のお別れの会ではきちんと先輩にご挨拶できたらな、と思っています。
西田さん、ゆっくりやすんでくださいね。